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おじいちゃんがんばって!

いま実家では大変な事が起きてます。

思い起こせばあれはボクが小学5年生の頃、
親父はそれまであった平屋の家を新しく建て直すと言いだしました。
それまでの家は子供たちの部屋などはなく、姉貴たちは二人で一つの部屋を
ボクは両親と一緒に寝てて勉強机なんて廊下にありました(泣)
昔の家だったので南側に一本大きい縁側が通っており小さい時のボクの遊び場は
いつもそこだったことを今でもよく憶えています。
新しく家を建てるといったときはまぁまだ子供だったのでよくわかってなかったというのが
本当のところだったと思いますが、それでも自分の部屋ができると聞いた時は
とてもうれしかったですよね、カーテンの色とか好きに決めちゃったりしちゃって。
でも新しい家ができてみんなそれぞれに部屋ができてそれはそれで良いことも多かったですが、
今思えば昔の家の頃は喧嘩したり嫌なことがあってもどこにも逃げる場所がなかったので
結局いつも家族みんなで過ごしていた感じがしました、あの家はあの家でとても好きだったんです。
まあどちらの家も良い所悪い所があって今ではとても良い思い出ですが。
そしてあれから25年、椎名家は今日まで変わらずその姿を残してきましたが
いま新しく生まれ変わろうとしています。


何故かって?


よくぞ聞いてくれました。
さかのぼること3ヶ月前、朔丸の出産が無事終わり母子は実家へ、
ある日ボクはふらっと家へ行きました。
すると親父は機嫌良さそうに何か言いた気にしてるんです。
「何かな?」と思ったら
「いやーこの家リフォームする事にしたよ、ははは。設計図見るか?」
てな具合でやれキッチンはこうするんだとかリビングは床暖房にしてとか
風呂場なんて浴室暖房にするとか何とか
そりゃぁうれしそうに話をしてるんですわ、子供のように。


ふと思い出しました。
「父ちゃん、子供が生まれてもこんな汚い家には連れてこられないぞ」
「やっぱり孫と一緒に風呂入りたいでしょ、風呂キレイにした方が良いんじゃないの?」
「俺が子供の頃はおじいちゃんの家とかに遊びに行くのが何より楽しみだった」などなど
カミさんがまだ妊娠している頃、僕は実家に行くたびに親父にこんなこと言ってたんです。
でもあんまりキツく言うと親父はすぐキレるので地味ぃ?にボディーブローのようにコツコツと。
今回の実家のリフォームを実現できたのはまさに俺のおかげ!
いままで35年間生きてきて初めて「地道な努力が実った」と実感した瞬間でした(笑)


しかしいざ工事が始まるとめちゃくちゃ大変、なにせ25年分の要らないものが蓄積していましたから
ゴミを処分するのに写真のようにゴミ車が2台も登場したくらい(驚)とにかくすごかったらしいです。
まあこれでキレイになればうちの朔丸もおじいちゃんと晴れて遊ぶことができます。
がんばってください!おじいちゃん!

 

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