知覚過敏とは
2025年07月27日
こんにちは。
船橋市東船橋スマイルデンタルクリニック 、歯科衛生士の小澤です。
毎日暑い日が続きますね☀︎
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
夏は冷たい飲み物やアイスクリーム、かき氷などが食べたくなりますよね🍧✨
冷たいモノを口にしたとき、「キーン」と歯がしみた経験はありませんか?
それは「知覚過敏」かもしれません。
放っておくと日常生活に支障をきたすこともあるので、今回はその原因と治療法についてご紹介します。
「知覚過敏」とは、歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲食物、甘いもの、風にあたった時などに歯に感じる一過性の痛みで、特にむし歯や歯の神経(歯髄)の炎症などの病変がない場合にみられる症状を言います。
原因としては、
①歯肉の退縮
②歯の破折
③歯がすり減ることによる象牙質露出
④歯が溶けることによる象牙質露出
⑤虫歯の治療に伴う知覚過敏
⑥ホワイトニングに伴う知覚過敏
治療法としては、
①再石灰化を促す
②歯の神経の興奮を抑える
③象牙質の露出部分の内部の空隙を封鎖する
④象牙質の露出部分を被覆する
⑤神経を取り除く
があげられます。
知覚過敏には確実な予防法はありません。
象牙質の露出を防ぐために歯周病の予防に努めること、歯肉の退縮が進みやすいような不適切な歯磨き法をしないことが重要です。
またプラークが付着した状態が長く続けば、歯の表面が酸によって溶けて、知覚過敏が起きやすくなります。
この場合には虫歯も進行しやすくなります。
知覚過敏の症状は、初期のうちに適切なケアを行えば改善が期待できます。
まずオススメなのは「知覚過敏用の歯みがき粉」です。
これらは神経への刺激を和らげたり、歯の表面を保護したりする成分が含まれています。
また、次のようなケアも大切です🪥
・やさしい力で歯をみがく
・酸性の食品を摂ったあとは、
すぐに歯をみがかず、水で口をゆすぐ
・歯ぎしりがある方は、
マウスピースの使用を検討する
知覚過敏と虫歯の症状は似ているため、自己判断は禁物です⚠︎
気になる症状がある場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。
早期のケアが、将来の大きなトラブルを防ぐ第一歩です。
🗣️スマイルデンタルクリニック のホームページはこちら
http://www.smile-dental-clinic.com